フェッチロック機能(ロックタイムアウト)はキャッシュが取得できていない際に機能するものとなります。
キャッシュサーバがオリジンサーバにコンテンツを取得しようとした際に、何らかの要因(ファイルサイズが大きいなど)によりオリジンからのレスポンスが遅れる場合があります。
この時複数のエンドユーザーが同一のコンテンツにアクセスすると複数のリクエストがオリジンに集中し、オリジン負荷が高まってしまうことが懸念されます。
そこでフェッチロック機能を有効とすると、指定された秒数分、2番目以降のリクエストはオリジンへのフェチリクエストを待つようになります。
これによりオリジンサーバ最初のリクエストへの応答のみにリソース割く時間を確保でき、レスポンスできた時点で以降はキャッシュから応答となるためオリジン負荷を軽減することが可能となります。