オリジンサーバが HTTP/1.1 でアクセスされた場合に upgrade ヘッダ(例:upgrade : h2)レスポンスする仕様になっているかご確認ください。
上記仕様の場合 iPhone などからページが参照できなくなる場合がございます。
■状況解説
CDNext は現状オリジンサーバへのアクセスには一律 HTTP/1.1 でのリクエストとなっています。
それに対し、CDNext からエンドユーザーへのレスポンスは常に HTTP/2 を利用する状態となっています。
オリジンサーバが HTTP/1.1 でアクセスがあった場合に HTTP/2 での通信を要求する upgrade ヘッダをレスポンスする仕様となっていると、CDNext は基本的にオリジンサーバからレスポンスヘッダをそのままエンドユーザーにレスポンスするため、HTTP/2 通信にも関わらず HTTP/2 での通信を要求する upgrade ヘッダがエンドユーザーにレスポンスされる状況となります。
このとき iOS や MacOS の端末では正常に処理が行えずページが表示できないという事象が発生します。
■対応方法
- オリジンサーバ側で upgrade ヘッダをレスポンスする設定を除去していただく
- CDNext の「HTTPレスポンスヘッダ追加/除去」機能により upgrade ヘッダを除去する