Ver.1.00.06
1. User-Agent判別に関する設定例
本ガイドラインでは、ドキュメントルート直下に設置されたコンテンツへのアクセスをUser-Agent別にリダイレクトさせる手順を記載しております。
またUser-Agent判別が有効になっているか、Google Chromeのデバッグツールを用いた確認方法についても補足いたします。
1-1 User-Agentリスト作成
【手順1】
対象のページを配信しているCDNホスト一覧のオプション設定項目より「仮想パス」ボタンをクリックします。
【手順2】
仮想パス一覧より、「ACL (アクセス制御リスト)」ボタンをクリックします。
【手順3】
アクセス制御リストより、「User-Agentリスト」ボタンをクリックします。
【手順4】
User-Agentリスト一覧より、「User-Agentリスト追加」ボタンをクリックします。
【手順5】
User-Agentリスト編集より、任意の「User-Agentリスト名」を入力し、「User-Agent文字列」と「ラベル」の項目を入力します。
(判別させるUser-Agentの分だけ入力行を追加してください。User-Agent文字列は、下図のように100文字程度を目安に分割して登録してください)
「上記以外ラベル」を入力後、右下の「設定保存」ボタンをクリックします。
補足1
■User-Agent文字列について
User-Agentによるアクセス制限を前方一致で設定するためには、正規表現でUser-Agent文字列を入力する必要があります。
※正規表現の指定開始を意味する "~"を先頭に記述し、以降を正規表現で記述します。
記載例につきましては下記FAQをご参照ください。
▼FAQ
https://support.cdnext.stream.co.jp/hc/ja/articles/360025743952
補足2
User-Agentリストを使った一般的なモバイル端末の振り分け例
例えば、以下をUser-Agentリストに登録しておくことで、CDNホストもしくは仮想パスの「アクセス制御」にて一般的なモバイル端末の振り分けを行うことができます。
※User-Agent文字列は下記のように100文字以内で分割して登録してください。
※下記User-Agent文字列はサンプルのため、必ずしも正確に判別できるとはかぎりません。
1. スマートフォン
| User-Agent文字列 | ラベル |
|---|---|
| ~(iPhone|iPod|Android.*Mobile|dream|CUPCAKE|Windows Phone) | iPhone |
| ~(IEMobile.*Touch|webOS|BB10.*Mobile|BlackBerry.*Mobile|Mobile.*Gecko) | IEMobile |
2. タブレット
| User-Agent文字列 | ラベル |
|---|---|
| ~(iPad|Kindle|Silk|Android(?!.*Mobile)|Windows.*Touch|PlayBook|Tablet.*Gecko) | iPad |
3. フィーチャーフォン
| User-Agent文字列 | ラベル |
|---|---|
| ~(DoCoMo|SoftBank|J-PHONE|Vodafone|KDDI|UP.Browser|WILLCOM|emobile) | DoCoMo |
| ~(DDIPOCKET|Windows CE|BlackBerry|Symbian|PalmOS|Huawei|IAC|Nokia) | DDIPOCET |
4. ゲーム
| User-Agent文字列 | ラベル |
|---|---|
| ~(PlayStation Portable|PlayStation Vita|PSP|PS2|PLAYSTATION 3) | PlayStation |
| ~(PlayStation 4|Nitro|Nintendo 3DS|Nintendo Wii|Nintendo WiiU|Xbox) | PlayStation 4 |
5. その他
【上記以外ラベル】
other
注意
CDNextからお客様WebサーバーヘアクセスするUser-Agentの情報は「ラベル」の文字列に上書きします。
設定例として、ラベルには「User-Agent文字列」と同じ文字列の一部を設定しております。
1-2 User-Agent判別用の仮想パス設定
【手順1】
[1-1]でUser-Agentリストを作成したCDNホストのオプション設定項目より「仮想パス」ボタンをクリックします。
【手順2】
仮想パス一覧より、「仮想パス追加」ボタンをクリックします。
【手順3】
基本タブの「仮想パスタイプ」項目の「個別パス+ファイル名」にチェックを入れ、「仮想ベースパス」項目に「/」を入力します。
【手順4】
アクセス制御タブの「アクセス制御」項目の「使用する」にチェックを入れ、[1-1] で作成したUser-Agentリストを「制御リスト」項目から選択し、「ラベル条件」「応答」「エラーページ」項目を指定します。
(User-Agentリストのラベル条件に応じて適宜入力行を追加してください)
画面右下の「設定保存」ボタンをクリックします。
【手順5】
CDNホスト一覧より、設定を行ったCDNホスト名左枠のチェックBOXにチェックを行い、「反映操作:反映」ボタンをクリックします。
【手順6】
5分程経過後、反映状態が「反映完了」になることを確認してください。
補足
Google Chromeデバッグツールを用いたUser-Agent判別の有効性の確認方法
User-Agent判別の設定を行ったページに、Chromeのモバイルサイト閲覧機能を利用してアクセスすることで正常にUser-Agent判別されているかを確認することができます。
【確認手順】
まず、Chromeブラウザが開いている状態で「F12」 キーを押し、デバッグツールを起動します
➀「Network」 項目を選択します
➁User-Agent判別の設定を行ったドキュメントルート配下のページURLを入力しアクセスします
➂任意の構成要素(下図ではtest.html) を選択します
④「Headers」 項目を選択します。(④' 「Request Headers」内の「User-Agent:」 項目に記載されている文字列が現在アクセスしている端末のUser-Agentとなります)
➄タブレットのマークをクリックします
⑥左画面が擬似的なモバイルサイト閲覧画面になります
⑦端末名が記載されている部分をクリックすると、プリセットされている端末が一覧表示されるので、任意の端末を選択します (下図ではGalaxy S5)
ページをリロードする(「F5」を押す)と、擬似的にモバイル端末経由でコンテンツヘアクセスした状態となります。
(④'のUser-Agent項目も⑦で指定した端末のUser-Agentとなります)
この状態で「1-2 User-Agent判別用の仮想パス設定」の【手順4】 で設定したアクセス制御どおりの挙動となっているかを確認することができます。
(前述の設定では、/sp/配下のページヘリダイレクトされる挙動となります)