CDNextでは設定箇所によってPCRE互換相当の正規表現が使用可能です。
正規表現が利用可能な設定箇所は
- ACL(User-Agent/Refere:先頭に'~'を記載することにより利用可能)
- 仮想パス(正規表現)
の2箇所です
PCRE正規表現を基本としていますがそれぞれの設定箇所で制限があります。
正規表現として利用可能なメタ文字表現と制限は下記のとおりです。
■共通:CDNextの正規表現で利用可能なメタ文字
\ CDNextでの正規表現におけるエスケープ文字は'\'です
以下のメタ文字を文字として取り扱うにはエスケープする必要があります。
エスケープ文字のエスケープは使用できません。
^ 検索対象の始点(仮想パスでは仮想ベースパスから先頭評価されるため使用できません)
$ 検索対象の終点(仮想パスではクエリ文字列は含まれずURL文字列の終点となります)
. 改行を除くすべての文字にマッチ
[ 文字クラス定義の開始
] 文字クラス定義の終了
( サブパターンの開始
) サブパターンの終了
| 選択枝の開始
? 0 回または 1回マッチ
* 0 回以上の繰り返し
+ 1 回以上の繰り返し
{ 繰り返し量指定子の開始(仮想パスでは使用できません)
} 繰り返し量指定子の終了(仮想パスでは使用できません)
[],(),{}は正しく閉じている必要があります。
CDNextの正規表現においては'/'(スラッシュ)はエスケープする必要は有りません
■CDNextの設定上で使用が制限されているもの
'(シングルクオート)
\\(エスケープ文字列のエスケープ)
行末の\
上記に加え仮想パスの正規表現では下記は使用できません
;(セミコロン)
メタ文字 { }の使用