お客様各位
いつもCDNextをご利用いただき有難うございます。
CDNextサポートセンターです。
この度、お客様のCDNホストにおける様々な統計情報を活用し、サービスの安定運用をさらに強化するため、新機能「統計通知機能」をリリースいたしました。
本機能は、特定の統計データが設定した条件を満たした場合に自動で通知を行う汎用的なフレームワークです。これにより、お客様はCDNの稼働状況をデータに基づき早期に把握し、必要に応じた迅速な対応を行うことが可能となります。
「統計通知機能」の第一弾として、レートリミットに関する統計情報の監視に対応いたします。
■統計通知機能(第一弾:レートリミット関連)- 機能仕様
本機能は、レートリミットが作動している状況やその兆候をデータに基づき早期に検知し、原因の特定や設定の見直しなどの迅速な対応を支援します。
※本通知機能の対象であるレートリミット機能の詳細については、以下のリンクをご参照ください。
レートリミット機能における詳細説明
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監視対象データとスコープ:
統計通知機能で監視対象となるレートリミット関連統計データ(soft値、hard値など)は、個々のIPアドレスからのリクエスト総数そのものではなく、各IPアドレスが”CDNホスト単位で設定されたレートリミットしきい値”を超過した際に発生する超過カウント数を、CDNホスト全体で合算した値となります。通知のしきい値は、このホスト全体の合計値に対して適用されます。
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統計データの自動検知:
5分間隔で検知チェックを行います。検知対象となるのは、直近5分間の1分毎の統計データ計5個です。
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詳細な通知設定パラメータ:
以下の項目を設定し、詳細な通知条件を定義できます。1つのCDNホストにつき、最大3件まで設定可能です。
- 設定通知リスト名:通知設定の任意名称(256文字まで)
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対象:監視したい統計データ項目を、以下のプリセットより選択します。
- レートリミット(soft):設定したレートリミット(バースト許容量も考慮)を超えたアクセス数の計測値で、もしHardモードであれば実際にブロックされたであろう数。レートリミット作動の兆候把握に役立ちます。
- レートリミット割合(soft):全リクエストに対するsoftレートリミットの割合
- レートリミット(hard):実際にHardモードでブロックされたアクセス数の計測値。発生の初期段階把握に役立ちます。
- レートリミット割合(hard):全リクエストに対するhardレートリミットの割合
- レートリミット(any):softとhardの合計値
- レートリミット割合(any):全リクエストに対するanyレートリミットの割合
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検知モード:データの判定方法です。以下の選択肢より選択します。
- 平均値しきい値超過:平均値で判定
- 個々しきい値超過率:個々のデータ点で判定
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しきい値:検知の基準となる値です。選択された対象(プリセット)によって単位が異なります。
- リクエスト/分:レートリミット(soft/hard/any)の場合
- パーセント(%):レートリミット割合(soft/hard/any)の場合
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検知条件:しきい値に対する判定条件です。
- 以上
- 以下
- 等しい
- 個数:「検知モード:個々しきい値超過率」の場合に、判定対象となる5個のデータのうち、何パーセント以上が条件に合致した場合に通知を行うかを設定します。
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通知間隔制限:同一条件での通知の最短間隔を分単位(5分~1440分)で設定します。メール通知および画面通知に適用されます。
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通知送信先:
設定された通知は、以下の設定に基づいて指定された宛先に送信されます。- アカウント設定で登録された通知先
- CDNホスト設定で登録された通知先
※通知送信先設定についてはこちらのリンクをご参照ください。
通知メール送信機能への機能追加の説明
■統計通知機能(第一弾:レートリミット関連)- 設定方法
統計通知機能の設定は、CDNext管理画面の「CDNホスト一覧」画面から行います。
- CDNext管理画面にログインし、「CDNホスト一覧」画面へ遷移します。
- 設定を行いたいCDNホストの行にある、新しく追加された「統計通知ボタン」をクリックします。
- 遷移先の「統計通知設定一覧」画面で、新しい通知設定の追加、または既存の設定の編集・削除を行うことができます。
- 「統計通知編集」画面で、前述の機能仕様に記載された各パラメータ(リスト名、対象、検知モード、しきい値、検知条件、個数、通知間隔)を設定し、保存してください。 1つのCDNホストにつき、最大3件まで異なる通知設定を登録可能です。
設定例
例1:Hardレートリミットの発生を即座に把握したい場合(緊急アラート)
※上記、設定方法4の画像を参照
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- リスト名: 「Hardレートリミット発生アラート」
- 対象: レートリミット(hard)
- 検知モード: 個々しきい値超過率
- しきい値: 10リクエスト/分
- 検知条件: 以上
- 条件合致割合: 20% (直近5分の5個のデータのうち、1個でも条件に合致した場合)
- 通知間隔制限: 5分
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説明: CDNホスト全体で、DDoS攻撃などによる異常なアクセスが検知され、実際にレートリミット機能によりブロックされたリクエストが1分あたり10リクエストを超えた場合、速やかに通知します。これにより、攻撃が開始され、CDN側でアクティブに防御が機能していることを即座に把握し、サービスへの影響を最小限に抑えるための迅速な対応(例: さらなるセキュリティ対策の強化、トラフィック状況の深掘り調査など)が可能になります。
例2:Softレートリミットの割合が急増した場合(相対的な変化の検知)
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- リスト名:「Softレートリミット割合急増」
- 対象:レートリミット割合(soft)
- 検知モード:平均値しきい値超過
- しきい値:10%
- 検知条件:以上
- 条件合致割合:(「平均値しきい値超過」選択時は不要)
- 通知間隔制限:30分
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説明: 全リクエストに対するSoftレートリミットの割合が、直近5分における5個のデータの平均で10%を超えた場合に通知します。これにより、トラフィック総量に関わらず、レートリミットの逼迫度合いが高まっていることを検知できます。
この「統計通知機能」は将来の機能拡張を見据えた基盤となります。今後、レートリミット以外の様々な統計情報についても通知設定が可能となるよう、順次機能拡張を行っていく予定です。
ぜひ本機能をご活用いただき、より安定したサービス運用にお役立てください。
今後ともCDNextを何卒よろしくお願い申し上げます。